2013/08/01

8月の事務所便り

「男女共同参画白書」にみる女性の就労の実態

 ◆6月下旬に閣議決定
 政府が6月下旬に閣議決定した「平成25年版 男女共同参画白書」の内容が公表されました。
 同白書では、「経済成長の担い手としての女性の可能性が注目されている。より多くの女性が新製品・新サービスの開発に参画することにより、多様な経験や価値観が反映され、新しい市場が開拓されることが期待される。また、今後に見込まれる生産年齢人口の減少による影響を女性の就業拡大によって緩和することができる。」と指摘しています。
 それでは、公表された白書の内容を見ていきましょう。

 ◆女性の就業の現状、管理職の割合
 平成24年における全就業者に占める女性の割合は42.3%で、海外主要国と比べて大きな差は見られませんでした。
 しかし、管理職における女性の割合は、近年は増加傾向にあるものの11.1%となっており、欧米諸国のほか、アジア諸国(フィリピン52.7%、シンガポール34.3%、マレーシア25.0%等)と比較しても低い水準にとどまっています。
 また、正規雇用者:非正規雇用者の数は、男性では約2,581万人:約566万人であるのに対し、女性では約1,128万人:約1,247万人となっています。

 ◆ライフイベントによる就業形態の変化
 結婚前に仕事をしていた女性(農林漁業を除く)のうち、27.7%の人が「結婚」を機に、36.0%の人が「第1子出産」を機に、それぞれ離職していました。
 また、「介護・看護」を理由に前職を離職した人は、完全失業者約263万人のうち男性では約2万人、女性では約3万人であり、非労働力人口約3,232万人のうち男性では約13万人、女性では約88万人と、いずれも女性のほうが多くなっています。

 ◆今後必要な取組みは?
 安倍政権は「女性の活躍」を成長戦略の1つに掲げています。
 今後は、家庭内における夫婦の役割分担(育児・家事)の見直し、会社における両立支援についての環境整備等が必要になってくるでしょう。


業務中の居眠りによるパソコン入力ミスで会社に大損害!?

 ◆居眠りが裁判沙汰に
 寝不足等が原因で仕事中にウトウト…。誰しもそのような経験があると思いますが、海外では居眠りが原因で「会社にあわや大損害」という事態が起き、裁判沙汰にまでなってしまったそうです。

 ◆一瞬の居眠りが…
 ドイツの銀行で、行員がパソコンの操作中に一瞬だけ居眠りをしてしまい、大金(日本円で約287億円)を誤って送金しそうになりました。
 銀行は、事態を重くみて上司である女性(48歳)を解雇処分としましたが、労働裁判所は「重大ミスではあるものの、意図的ではなく解雇理由にはならない。譴責(けんせき)にとどめるべき」との判断を下し、女性の復職と賠償金の支払いを命じました。

 ◆行員の居眠りとミスの状況
 この行員は、パソコンで送金額(62.4ユーロ)を入力すべきところ、キーボードに指を置いたまま一瞬居眠りをし、誤って「2億2,2222222.22ユーロ(約287億円)」と入力してしまいました。
 その後、ミスが判明して修正されましたが、銀行は「上司が監督責任を果たさず、誤入力を見逃した」として解雇処分としましたが、上司の女性は「処分は不当である」と訴えていました。

 ◆効果的な「昼寝」の活用
 居眠りをしてしまいそうなほど眠いときに、効果的なのは「昼寝」です
 昼寝研究の第一人者と言われている、カリフォルニア大学のサラ・メドニック氏は、「1時間半の昼寝は一晩分の睡眠に等しい」と主張しています。
 会社で1時間半もの昼寝をすることは現実的には不可能ですが、昼休みの時間を利用して10分~数十分程度の昼寝をするだけでも、疲労回復により、午後の業務の効率アップにつながります。最近では、昼寝用の専用部屋を用意する企業もあるようです。
 もっとも、午前中に居眠りをして業務に支障をきたしてしまっては、何にもなりませんが…。


最近の「団体交渉」と「労働争議」に関する状況

 ◆5年ごとの調査
 厚生労働省では、労働組合の団体交渉の実態、労働争議の手続き等の状況を明らかにすることを目的として、5年ごとに「団体交渉と労働争議に関する実態調査」を行っていますが、このほど、平成24年の結果が公表されました。

調査の対象は、民営事業所における労働組合員数規模30人以上の労働組合(単位組織組合ならびに単一組織組合の支部等の単位扱組合および本部組合)です。

 ◆団体交渉の状況は?
 調査は、平成24年6月30日現在の状況について同年7月に調査を行い、4,891労働組合のうち3,147労働組合から有効回答が得られました(有効回答率64.3%)。
 まず、団体交渉(以下、「団交」という)の状況ですが、団交を行った労働組合は66.6%(前回69.5%)で、団交を行った労働組合のうち1回平均の所要時間は「1時間未満」が
 23.5%(前回19.6%)、「1~2時間未満」が49.0%(前回54.2%)でした。

 ◆労使間の話合いの状況は?
 団交を行った事項のうち割合が多かった事項のベスト3は次の通りです。
(1)「賃金額の改定」52.8%
(2)「賃金制度」37.9%
(3)「所定外・休日労働」24.1%

また、労使協議機関で話合いを行った事項のうち割合が多かった事項のベスト3は次の通りです。
(1)「職場環境」44.7%
(2)「健康管理」41.7%
(3)「所定外・休日労働」37.4%。

なお、「正社員以外の労働者(派遣労働者を除く)の労働条件」について話合いを行った労働組合は30.1%(前回27.7%)でした。

 ◆労働争議の状況は?
 労働争議があった労働組合は3.7%(前回5.4%)で、労働争議があった労働組合のうち、ストライキなどの争議行為があった労働組合は75.6%(前回87.8%)でした。


いま注目されている社会人の「学び直し」とは?

 ◆雇用保険制度見直しの論点案
 現在、厚生労働省では雇用保険制度の見直しをすすめていますが、現在挙げられている論点案は次の通りです。 

(1)個別延長給付・雇止めによる離職者の給付日数の充実
(2)雇用保険二事業に要する費用の失業給付等の積立金からの借入れ
(3)労働移動・学び直しの支援措置
(4)基本手当の水準(給付率、給付日数)
(5)高年齢雇用継続給付
(6)教育訓練給付
(7)マルチジョブホルダーへの対応
(8)65歳以上の者への対応
(9)求職者支援制度
10)財政運営

 ◆「学び直し」に注目
 このうち、今、特に注目されているのが(3)で挙げられている「学び直し」です。
 現在、「行き過ぎた雇用維持型」から「労働移動支援型」への政策転換を図り、雇用を流動化させ、成長分野(新エネルギー開発、都市再生、農林水産業の高度化等)への転職を促進させるため、国は社会人の「学び直し」に力を入れようとしています。

 ◆国による支援の内容
 具体的な支援策として、社会人が専門知識を学び直せるように大学や専門学校の教育プログラム開発に対して助成を行う方針が示されています。
 また、6月下旬に厚生労働省の職業安定分科会雇用保険部会で示された資料の中で、社会人への支援として「若年者等の学び直しに対する支援」「非正規雇用労働者等のキャリアアップのための自発的な職業訓練に対する支援」を挙げ、企業への支援として「従業員の学び直しプログラムの受講を支援する事業主への手厚い経費助成」を挙げています。

 ◆日本経済の活性化に向けて
 2012年度に大学や専門学校で学んだ社会人は12万人だそうですが、文部科学省では、これを5年間で2倍の24万人に引き上げる目標を掲げています。
 果たして、政府の狙い通り、「社会人の学び直し(新たな知識や技術の習得)」→「雇用の流動化(成長産業への転職)」→「経済の活性化」とうまくいくでしょうか?


8月1日より変更される雇用保険の基本手当日額等

 ◆賃金日額・基本手当日額の変更
 厚生労働省発表の「毎月勤労統計」の平均定期給与額の増減により毎年8月1日に見直される雇用保険の賃金日額の上限額・下限額が、2012年度の平均定期給与額が前年比で約0.5%減少したことから、いずれも若干の引下げとなりました。
 これにより賃金日額に基づいて算定される基本手当日額の支給額も減額となる場合があり、対象となる方には2013年8月2日以降の認定日に返却される受給者資格者証に印字して通知されます。
 なお、変更後の基本手当日額は、全年齢の下限額が1,848円です。上限額は、29歳以下は6,405円、3044歳は7,115円、4559歳は7,830円、6064歳は6,723円です。
 さらに、基本手当日額以外にも、今回の変更に伴い、下記の雇用保険給付について支給額等の変更が生じます。

 ◆就業促進手当の上限額の変更
 就業促進手当(再就職手当、就業手当、常用就職支度手当)の上限額も変更となり、就業手当の1日当たり支給額(基本手当日額の30%)の上限額が、59歳以下で1,752円、6064歳で1,418円となります。

 ◆高年齢雇用継続給付の支給限度額等の変更
 高年齢雇用継続給付の支給限度額は341,542円となり、最低限度額は1,848円となります。支給対象月に支払われた賃金の額が支給限度額以上であるとき、また、高年齢雇用継続給付として算定された額が最低限度額を超えない場合は、高年齢雇用継続給付は支給されません。
 なお、支給額算定に用いる60歳到達時等の賃金月額については、上限額が448,200円、下限額が6万9,300円となります。

 ◆育児休業給付の支給限度額の変更
 初日が2013年8月1日以後である支給対象期間の育児休業給付については、上限額が213,450円となります。

 ◆介護休業給付の支給限度額の変更
 初日が2013年8月1日以後である支給対象期間の育児休業給付については、上限額が17760円となります。


建設業における人材不足対策と助成金制度

 ◆「当面の建設人材不足対策」とは?
 現在、震災復興等のため建設需要が高まっているにもかかわらず、社会保険未加入等により労働者の就労環境が悪化していることに加え、急速な就業者の高齢化と若年者の建設業界離れという問題が生じています。
 これを受け、6月21日、厚生労働省は国土交通省と連携して対策を講じるため、「当面の建設人材不足対策」(以下、単に「対策」という)を公表しました。
 この対策の主なポイントとして、
(1)地域における関係者間のネットワーク構築
(2)建設人材が不足している地域のハローワークにおける相談や援助、情報提供や面接会の実施
(3)若年非正規雇用者への職業訓練を行う事業主等への助成
(4)求職者等への建設業界の魅力のアピールが挙げられています

 ◆「建設労働者確保育成助成金」とは?
 上記対策により、雇用の改善、技能の向上を目指す中小建設事業主や中小建設事業主団体を支援するものとして、7コース12種類の助成金制度が設けられています。

具体的には、職業訓練等を実施した場合に支給されるものとして
(1)認定訓練コース
(2)技能実習コース
(3)建設広域教育訓練コース(広域的職業訓練を実施する職業訓練法人が支給対象)
(4)新分野教育訓練コースがあります。

また、評価制度や研修体系の構築、健康づくりに取り組んだ場合に支給されるものとして
(5)雇用管理制度コース
(6)若年者に魅力ある職場づくり事業コースがあります。

さらに、被災3県に所在する工事現場での作業員宿舎等にかかる費用を助成するための  
(7)作業員宿舎等設置コース、があります。

 ◆助成金利用を考える場合の留意点
 今回設けられた助成金のうち、(1)認定訓練コースの経費助成については7月末までに計画書を都道府県労働局またはハローワークに提出しなければならない等、期限が迫っているものもあります。
 また、手続きにあたっては相当量の申請書類や訓練等の実施を裏付ける資料のような添付書類の作成等で工夫を要しますので、社会保険労務士等の専門家に相談されるのがよいでしょう。


中高年社員や退職者への情報提供は十分ですか?

 65歳、さらに70歳までの雇用が想定されている
 平成254月より、厚生年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられることに伴う措置として、高年齢者の雇用継続を促す「改正高年齢者雇用安定法」が施行されました。
 今回の改正では65歳までの雇用継続が想定されており、継続雇用制度を作成するにあたっては、原則、希望者全員を再雇用する制度とする必要があります(一部例外と経過措置が設けられています)。
 さらに、政府はすでに、「70歳まで働ける企業」の普及・促進も進めており、70歳までの雇用継続も視野に入っています。

 ◆中高年社員に関する取組み
 中高年社員の増加を見据えて、東京都では、「中高年勤労者福祉推進員(ライフプランアドバイザー)養成講座」を開講するとのことです。
 この講座は、中小企業事業主や人事担当者などを対象に、社員の退職後のライフプランについて助言できる人材を養成することが目的で、「税金」「年金」「法律」「キャリア開発」「介護」「メンタルヘルス」などの講習を修了した人に、東京都知事名の修了証書が授与されるとのことです。

 ◆中高年社員や退職者への情報提供は十分ですか?
 こうした認定までは受けなくても、自社の中高年社員に向けて、これからのライフプランについての社内研修を開いたり、退職を控えた社員に退職後の社会保険や年金等の手続きをまとめた小冊子を配付したりするなどの対応を行う企業は、年々増えてきているようです。
 これから高齢期・退職期にある社員に対する情報提供は、より重要性を増していくことでしょう。
 トラブルの多い社員が定年退職後の再雇用を求めてくるケースも多いようです。こうした情報提供は、離職・退職時のトラブル防止にも役立ちますので、規程等の整備と併せてぜひ活用されることをお勧めいたします。


精神障害の労災認定件数が過去最多に!

 ◆脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況
 厚生労働省が、平成24年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を発表しました。これは、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況についてまとめたものです。
 くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、これにより死亡した場合は「過労死」とも呼ばれています。

 ◆精神障害の労災認定件数が過去最多に
 今回注目すべきは、精神障害の労災申請自体は前年より若干少なくなりました(1,257件)が、労災認定件数が475件(前年度比150件増)となり、過去最多となったことです。
 その内容を見ると、昨今、行政による是正指導でも多く指摘されている事項が並んでいます。
 業種別では、製造業や卸・小売業、運輸業、医療・福祉といった業種が多くなっています。

 ◆仕事量・内容の変化、嫌がらせ・いじめに注意
 次に、出来事別に支給決定件数をみると、
(1)仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった
(2)(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた
(3)悲惨な事故や災害の体験、目撃をした、の順に多くなっています。

また、増加件数としては
(1)1カ月に80時間以上の時間外労働を行った(前年度比29件増)
(2)(重度の)病気やケガをした(同27件増)
(3)上司とのトラブルがあった(同19件増)
(4)セクシュアルハラスメントを受けた(同18件増)
(5)(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた(同15件増)の順に多くなっています。

 ◆体調の管理と併せて労働時間の管理も
 「1カ月に80時間以上の時間外労働を行った」という部分については、脳・心臓疾患の時間外労働時間数(1カ月平均)別支給決定件数をみても、飛躍的に発症件数が増えてくるところですので、会社の労働時間の管理が非常に重要であることがわかります。
 時間外労働が多いと睡眠不足など体調の管理も難しくなり、こうした労災の発生につながってくることも考えられます。
 暑い時期になり、熱中症が例年になく多く発生しているようです。今年は体調の管理と併せて、労働時間の管理についても見直してみてはいかがでしょうか。


「安定志向」が若者の間に広まっている?

 ◆「第一志望に入社」は5割 
 日本生産性本部と日本経済青年協議会が今年度の新入社員を対象に実施した「働くことの意識」調査結果によると、「第一志望の会社に入れた」と答えた新入社員は、質問を開始した2009年以降で最低となる52.0%(前年比8.9%減)だったそうです。
 厚生労働省・文部科学省の「大学卒業予定者の就職内定状況調査」では、大卒者の内定率(41日現在)は、一昨年(91.0%)、昨年(93.6%)、本年(93.9%)と好転しているため、厳しい採用状況から、志望レベルを下げてでも「内定を得ること」を優先している学生が多かったと言えそうです。

 ◆「社長になりたい」はわずか1割 
 また、学校法人産業能率大学が、新入社員の働く意欲や新社会人としての意識、将来の目標などをまとめた「2013年度新入社員の会社生活調査」によると、最終的に目標とする役職・地位についての質問で、「社長」と答えた人が11.9%となり、調査を開始した1990年以降で最低となったそうです。
 一方、「部長」は昨年度の23.2%(前年度比0.3ポイント増)で過去最高を更新し、「課長」「係長」についても増加する傾向が見られました。経営トップを目指すという気概よりも、安定を求める人が多かったようです。

 ◆「定年まで同じ会社で働きたい」は減少
 また、「この会社でずっと働きたいか」という問いには、昨年は過去最高を記録した「定年まで勤めたい」が、30.8%(前年度比3.5%減)に減少し、代わって「状況次第でかわる」が33.1%(前年度比1.7%増)で「定年まで勤めたい」を上回りました。
 内定を得ることを重視して志望レベルを下げたことが「定年まで」と回答しにくくさせているようです。


これからの女性の働き方~女性管理職は増加していくか?~

 ◆半数以上が「今の職場は働きづらい」と回答
 株式会社マイナビが、同社会員サイトの未婚の20代女性(466人)を対象に実施した「女性の働き方に関する調査」によると、「今の会社は女性にとって働きやすいと思いますか?」という質問に対し、半数以上の51.5%(前年比3.5ポイント増)が「働きやすいと思わない」と回答してことがわかりました。
 理由としては、以下のことが挙げられました。

・女性の管理職がほとんどいない(47.1%
・待遇・評価制度がしっかりしていない(41.2%
・福利厚生が充実していない(39.6%

 ◆「会社内に目標としたい女性がいない」も半数以上
 また、「今の会社に将来モデル(目標)にしたいと思える女性の上司・先輩はいますか」という問いには、56.6%(前年比0.3ポイント増)が「いない」と回答しました。
 女性の管理職登用・推進についてのコメントを見てみると、「女性管理職が増えれば、相談などもしやすくなる」「育児や出産に対する制度の制定へ前進するきっかけになると思うから」という声があり、女性が働きやすい職場環境へ導くような同性の管理職の存在を必要としている女性が多いことがわかりました。

 ◆「女性役員の増員を検討」25
 また、日本経済新聞社が「女性役員の登用」について、社長100人に行ったアンケート調査の結果によると、「今後も人数を増やすつもりだ」と回答した人は25.0%となり、「今のところ増やす考えはない」の6.1%を大きく上回りました。「登用を検討中」という回答も17.6%ありました。
 上記の調査結果からも、今後も女性の職場における役割はますます高まり、それに合わせ職場環境も改善させることが予想されます。

 

2013/07/01

7月の事務所便り

今年度の「地方労働行政運営方針」の内容は?

◆厚労省が今年度版を発表
 厚生労働省から、5月中旬に「平成25年度 地方労働行政運営方針」(以下、「運営方針」)が発表されました。
 この運営方針は年度ごとに発表されており、各都道府県労働局では、この運営方針を踏まえつつ、局内の事情に則した重点課題を盛り込んだ「行政運営方針」を策定して行政運営を実施することとなっています。

◆平成25年度運営方針の概要
 今年度の運営方針のうち、「労働基準行政の重点施策」として挙げられている内容は、次の通りです。

(1)労働条件の確保・改善対策
…健康障害防止のための法定労働条件の確保、自動車運転者等の特定の労働分野における労働条件の確保、労働契約に関するルールの啓発

(2)最低賃金制度の適切な運営
…最低賃金額の周知徹底、最低賃金の引上げにより影響を受ける中小企業への支援

(3)適正な労働条件の整備
…過重労働の解消と仕事と生活の調和実現に向けた働き方・休み方の見直し、医療分野の雇用の質の向上のための取組み

(4)労働者の安全と健康確保対策の推進
…「第12次労働災害防止計画」を踏まえた労働災害防止対策、化学物質による健康障害防止対策

(5)労災補償対策の推進
…標準処理期間内での事務処理、精神障害事案および脳・心臓疾患事案に係る事務処理の迅速化・適正化

 ◆その他の重点施策の内容
 また、「職業安定行政の重点施策」としては、近年の法改正なども踏まえ、「若者」「高年齢者」「障害者」「非正規」の雇用対策の推進などが挙げられています。
 さらに、「職業能力開発行政の重点施策」としては、「若者の就職促進、自立支援対策」(「若者チャレンジ奨励金」による支援)や「ジョブ・カード制度の推進」など、「雇用均等行政の重点施策」としては、「職業生活と家庭生活の両立支援対策の推進」、「パートタイム労働者の均等・均衡待遇の確保等の推進」などが挙がっています。


ちょっと気になる「1世帯当たりの貯蓄額」

◆1世帯当たりの貯蓄額は?
 総務省が実施した平成24年の「家計調査(貯蓄・負債編)」の結果が5月中旬に公表されました。
 これによると、2人以上の世帯の1世帯当たりの貯蓄高(平成24年平均値)は1,658万円(前年比0.4%減)だったそうです。また、年間収入は平均606万円(同1.0%減)で、貯蓄年収比(貯蓄高の年間収入に対する比率)は273.6%(同1.7ポイント上昇)となりました。
 これ以外にも気になるデータが明らかになっていますので、詳しく見てみましょう。

◆勤労者世帯ではどうか?
 2人以上の世帯のうち勤労者世帯(2人以上の世帯に占める割合は51.9%)では、貯蓄高は平均1,233万円で、前年とほぼ同水準でした。
 勤労者世帯の年間収入は平均691万円(同0.3%増)、貯蓄年収比は178.4%(同0.6ポイント低下)となっています。

◆平均値を下回る世帯が約3分の2
 なお、2人以上の世帯について、貯蓄高の階級別世帯分布をみると、前記の平均値(1,658万円)を下回る世帯が約3分の2(67.2%)を占めており、世帯分布は貯蓄高の低い階級に偏っていることがわかります。
 貯蓄高が100万円未満の世帯の割合は10.6%で、前年比で0.6ポイント低下となっています。このうち勤労者世帯についてみると、貯蓄高100万円未満の勤労者世帯の割合は12.8%、前年比で0.2ポイント低下となっています。

◆貯蓄の種類は?
 貯蓄の種類別に1世帯当たりの貯蓄高をみると、2人以上の世帯では「定期性預貯金」が724万円(43.7%)、「生命保険など」が365万円(22.0%)、「通貨性預貯金」が336万円(20.3%)、「有価証券」が193万円(11.6%)、「金融機関外」が40万円(2.4%)となっています。


調査結果で明らかになった「高年齢者の雇用確保」の課題

◆「改正高年法対応」の実態と影響
 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が行った調査によると、回答した342社のうち92.4%が高年齢者雇用確保措置として「再雇用」を選択しており、「勤務延長」「定年延長」「定年廃止」を選択する会社は少数でした。
 調査では高年齢者の勤務形態や担当職務、処遇についても質問していますが、勤務形態は68.2%が「フルタイム」、担当職務は56.4%が「ケースバイケース」とする一方、36.8%が「原則として定年前と同じ」でした。再雇用後初年度の給与水準は、58.4%が「定年前の5~8割」、63.8%が「2年度目以降も同水準」としていました。
 なお、改正高年齢者雇用安定法への対応の影響として34.2%が「若手の採用抑制」を挙げ、22.2%が「若手・中堅の賃金抑制」を挙げています。

◆規模が小さい会社ほど若年者の採用に影響
 東京都が2012年9~11月に行った調査によると、「高齢者の雇用確保が若年者の雇用に悪影響を及ぼす」と回答した割合は、60代で25.1%に対し、20代では42.1%と、世代間でギャップを生じました。
 また、「若年者の採用を抑制せざるを得ない」と回答した企業の割合が、従業員数1,000人以上では25.6%に対し、従業員数100299人では40.2%と、規模の小さい会社ほど若年者の採用への影響が大きいことがわかりました。

◆サラリーマンの4割は「老後難民」予備軍!?
 フィデリティ退職・投資教育研究所が2050代の男女(11,507人)に行った調査によると、定年後の生活資金に必要な金額の平均は3,016万円でしたが、この金額を「準備できる」と回答したのは9.5%で、「少し足りないまでは準備できる」との回答も25.0%でした。
 準備できている額の平均は627.6万円で、「0円」との回答は40.3%あり、定年に最も近い50代男性でも28.2%が「0円」と回答しています。


「報われている感」が
若手・中堅社員のメンタルヘルス不全を予防する

◆職場における「報われない感」とメンタルヘルスの関連性
 株式会社富士ゼロックス総合教育研究所の竹内理恵さんによると、職場における「報われない」とは「期待役割以上の仕事量や責任が与えられて果たせた、あるいは目標設定以上の仕事を達成できたにもかかわらず、それ相応の評価がされなかったり、頑張りが認められないなど」「使用者、つまり企業・組織側の求める期待役割に対する成果等を労働契約に沿って労働者が提供しても報われない場合」としています。
 そして、「少数精鋭で業務を遂行する企業・組織が増えている中、周囲に聞きづらい場合があるかもしれません。しかし、1人で抱え込み、アウトプットが出せず、会社の期待役割に応えることができない結果、『報われない感』を積み重ね,健康障害に至ることを考えれば、周りに配慮しつつも、自ら意識的に相談すること」「同時に、個人が意識的に周囲とコミュニケーションが取れるような、企業・組織または職場単位でのかかわりをデザインする工夫も大切」と指摘しています。

◆メンタル不全を発生させない“かかわり”のデザインとは?
 同社の「人材開発白書」によれば、若手・中堅社員は「業務支援」「内省支援」「精神的支援」の3つの“かかわり”を得ているときに成長感やモチベーションを抱くそうです。
 業務に必要な知識やスキルを与えてもらったり、仕事の手助けをしてくれる等が「業務支援」、自分自身を振り返る機会を与えてくれたり、自己を変容するきっかけを与えてくれる等が「内省支援」で、精神的な安らぎを与えてくれる等が「精神的支援」です。
 特に、高い成長を実感している若手・中堅社員は「内省支援」を多く得ているそうです。

◆マネジャーの支援がカギを握る
 マネジャーや職場で影響力のある人物からのフィードバックの際に、言葉や態度・表情などがキツいと、受ける側が落ち込み、自信を失い、自分の居場所がなくなると感じる等の悪影響があるだけでなく、周囲の人間にも波紋が広がるおそれがあります。
 そのため、成果が出せなかったり失敗したりしても、努力や懸命さ、背景や状況などを考慮したり、今後に目を向けたりする「内省支援」を意識した“かかわり”によって支援する姿勢が求められます。
 また、若手・中堅社員のためになりそうな他部門の上位者を引き合わせてあげたり、意図的に社内での“かかわり先”をデザインしたりすることで、孤立・孤独感の解消や軽減、相談相手や情報入手先の仲介役などの創出にもつながり、心身の健康面だけでなく、成果にも結び付くことが期待できます。マネジャーの、職場内での相互学習を促す場や雰囲気づくり、多様な人材を経由して間接的に支援する“かかわり方”も、有効である可能性が高いと言えます。


職場での「熱中症予防対策」はお済みですか?

◆職場での熱中症により21人が死亡
 厚生労働省がまとめた昨年(平成24年)の「職場での熱中症による死亡災害の発生状況」によると、職場での熱中症による死亡者は21人で、依然として多くの方が亡くなっています。また、死亡した21人のうち18人については、WBGT値(暑さ指数)の測定を行っていなかったことが明らかとなったそうです。
 業種別にみると、「建設業」「製造業」で、前年より死者数が増えています。また、昨年は「7月」と「8月」に集中的に発生し、死亡災害の57%が「高温多湿な環境での作業開始から2日以内」という短期間で発生していたとのことです。

◆3人に1人が“熱中症予備軍”
 上記は、“職場での熱中症”によって亡くなられた方についてまとめたものですが、労働者以外も含めると、昨年(6~9月)の熱中症による死亡者数は、685人となっています。
 また、株式会社ウェザーニューズ社の調査によると、昨年の夏季には日本人の3人に1人が“熱中症予備軍”だったそうです。熱中症に至らないまでも、予備軍としての数はかなりの割合に上るようです。

 ◆押さえておくべきポイント
 熱中症について押さえておくべきポイントとしては、次のようなことが挙げられます。

◎建設、製造、運輸交通、貨物で発生割合が高い
◎熱中症になると半数は4~7日の休業
40歳代の割合がもっとも高く、次いで50歳代、60歳代
◎経験年数が1年未満の労働者の被災が多い
◎全体の約3分の2が労働者数50人未満の事業場で発生
◎どの時間帯でも発生するがピークは15
◎気温30℃以上での被災が多い
◎WBGT値(暑さ指数)が25度以上31度未満での発生が大半

◆対策グッズの活用や労働環境の見直しを
 熱中症の危険性がわかる簡易な熱中症計、内部の温度が上がりにくいヘルメット、冷却材を入れられるベストなど、熱中症対策グッズもいろいろと出そろってきたようです。
 今年の夏は、平年より気温が高くなることが見込まれています。こうした対策グッズの活用と併せて、作業環境の見直し、従業員の健康管理の指導、管理監督者による巡視の強化などの労務管理を徹底し、この夏を乗り切りましょう。


会社の30年後は? 重要性を増す「介護休業制度」

◆働き手は23%減、高齢者は5割増
 国土交通省が発表した「首都圏白書」よれば、2040年時点における東京圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)の生産年齢人口(1564歳)が、2010年と比較して23%減少し、高齢者人口は5割増になる見通しだということです。
 また、この変化に伴い、空き家の増加や介護施設の不足、郊外住宅地の高齢化、公共交通網の維持などが社会的には大きな問題になると予想されています。
 実際に、近畿や中京圏ではその影響が出始めているようです。

◆会社の30年後は?
 働き手の減少や高齢化に伴って、会社の経営上も様々な問題が生じてくるでしょう。
 高齢化に伴い、若手の人材難となり、高齢社員や子育て等で一旦職を離れた主婦層をなんとかして戦力に取り込む必要が出てくるでしょう。
 また、高齢化する社員のモチベーション維持・アップ、介護による離職を防ぐための介護休業制度の整備・実施、短時間勤務等の労働時間の見直しなどが、高い確率で必要となってきます。また、業種によっては外国人雇用について今以上に検討する必要が出てくるかもしれません。

 ◆重要性を増す介護休業制度
 2025年には、団塊の世代のすべての人が75歳以上となります。「いつまでも元気でいてほしい」とは思うものの、これからより多くの人が介護を必要とする状況になっていくことは避けられません。
 そうすると、介護を行う人は子ども世代に当たる50代であることが多く、管理職や業務のスペシャリストの立場にある基幹社員である場合が多いことになります。そうした社員が親の介護に伴っていきなり離職してしまうという事態は、会社にとってリスクとなってしまいます。
 介護休業の規定は作ったけれども、実際の運用はきちんとできていない会社が多いそうです。会社経営のこととして、「人財」の確保策として、自社の制度の見直しに着手してみてはいかがでしょうか。


「クールビズ」事業所で実施できるあれこれ

◆今年も「クールビズ」が始まっています
 すっかり定着した感のある「クールビズ(COOL BIZ)」。
 環境対策を目的に、夏場の暑いシーズンに室温28℃でも快適に仕事が行えるよう衣服を軽装化する啓発キャンペーンです。
 主導する環境省では、今年は、男性のクールビズスタイルだけでなく、女性ならではのクールビズスタイル(衣服の素材やアイテム、涼しさを演出するヘアメイクなど)をフォーカス。
 売場やメディアと連動した企画が立てられるなど、クールビズを推進するために多角的な取組みが行われています。

◆「簡単に」「今すぐ」実施できるあれこれ
 梅雨が明ければ、本格的に蒸し暑い夏がやってきます。その前に様々な対策を立てておくことで、エコに貢献しつつ、上手に夏を乗り切りたいものです。

例えば、次のような対策は、事業所ですぐに実施することが可能です。
(1)設備・機器面で工夫する
 窓のブラインドを活用したり遮熱シートを利用したりすれば、室内の温度が上がりにくくなります。
(2)香りを活用する
 ミント系の香りなどを用いれば、体感温度が下がり、働く環境を涼しく感じることができます。

◆生活時間から見直しも
 また、効率的な働き方に生活時間から見直すことも、クールビズの一環と捉えられています。
 「勤務時間を朝方にシフトすることによって、より涼しい時間帯に仕事の中心を持ってくる」、「長期の夏季休暇をとる」、「残業を減らす」など、会社の事情が許せば、ワークライフバランスなど他の施策にもつながるものですので、一考の余地があります。


若者へのキャリア形成教育
~いざ高齢者になった時を見越した対応が必要~

◆“活躍できる高齢者”に育てることが肝要
 高年齢者雇用安定法の改正(今年4月1日施行)により、希望者全員を65歳まで継続雇用することが義務付けられ、企業にとっては、高齢者を積極的に活用していくことが戦略上の重要な課題となっています。
 しかし、今会社にいる高齢者をどのように活用すればよいのかを考えるだけでは、問題の本質的な解決にはつながりません。
 今後は、「現在の若手社員に対して教育を行い、高齢になった時に活躍できる存在に育て上げる」ことが求められます。そのために、若年層に対するキャリア形成教育がますます大切になってくると考えられます。

◆企業に求められること
 キャリア形成教育は、若いうちから始めることが肝要です。
 20代・30代といったごく若手の年代から、40代、さらには50代まで、それぞれの年代に応じた教育システムを構築することができれば、各社員の能力向上におおいに役立てることができます。
 例えば、それぞれの年代にふさわしい目標を立てさせて仕事に取り組ませ、フィードバックすることなどが考えられます。

◆社員に求めるべきこと
 一方で、社員個人としても、60歳以降の職業生活を見据えて自分自身のキャリアを形成する努力をしてもらわなければなりません。
 この点については、研修等により、意識の醸成を行うことなどが求められるでしょう。


「インターンシップ」は企業と学生にとって有益か?

◆インターンシップは“マッチ度”向上に役立つ?
 株式会社ジョブウェブとレジェンダ・コーポレーション株式会社が、来春入社の就職を希望する大学生・大学院生2,930名と、来春新卒の採用活動を行う企業137社を対象に行った意識・動向調査で、インターンシップのマッチ度向上への役立ち度について尋ねたところ、学生は82.3%、企業は77.4%が「役に立つ」と回答したことがわかりました。

◆就職サイト以外の有効な母集団形成手法
 企業に就職サイト以外で、選考対象となる学生の有効な母集団形成手法を尋ねたところ、「インターンシップ活動」が53.3%でトップとなりました。
 以下、「合同説明会参加」(51.1%)、「キャリアセンター(就職部・就職課など)との関係構築」(49.6%)が続いています。

◆インターンシップに対する学生の懸念と企業の課題
 学生にインターンシップに参加しづらい理由について尋ねたところ、主な理由は実施のタイミングと期間であることがわかりました。
 また、同様に企業へインターンシップ導入の課題を尋ねたところ、受入れ体制の構築が課題であることがわかりました。

【学生がインターンシップに参加しづらい理由】
・実施期日が近い時にお知らせがあることがあり、日程の調整が難しい。
・学校認定のインターンシップでなければ、大学の講義が欠席できない。
・理系だと長期のインターンシップは研究室での実験のスケジュールもあり難しい。

【企業がインターンシップを導入するうえでの課題】
・自社の業態を理解してもらい、志望を継続させつつ、現場の負担はそこまで重くないという両面が可能な企画は難しい。
・受入れ人数に限界がある一方で、インターン選考で不合格にした学生のモチベーションを下げかねない。
・営業部署がメインのため、通常業務との兼合いを考えると短期間の受入れは困難。


消費者庁が「育休取得で人事評価アップ」の新制度導入

◆どのような内容か?
 消費者庁が、育児のため短期間の休みを取った職員と、仕事を分担した同僚や上司の人事評価をともに上げる制度を導入したそうです。
 制度の対象は、一般企業で「育児休暇」と呼ばれる、国家公務員の特別休暇に当たる短期間の休みで、男性職員が妻の出産前後に付き添う場合は2日まで、1歳未満の子供がいる職員は授乳や託児所などへの送迎のために1日2回、30分以内の休暇が、いずれも有給で取れるなどとしています。

◆新制度の概要
 新制度は今年4月から始まっており、職員が年2回提出する自己申告書に休みの取得や仕事への効果を記入し、昇格や昇給のための人事評価に反映させます。
 新制度の利用によって、幼児や親の視点を意識した企画立案や、仕事の効率アップ、コミュニケーション能力の向上も期待しているようです。
 開始当初は育児休暇の取得者だけが対象でしたが、「かえって周囲に遠慮して取りにくくなる」「取得した人だけがいい思いをするのはおかしい」などの声が出たため、5月からは対象を同僚と上司にも拡大したそうです。

◆今後、制度は広まっていくのか?
 労働問題に詳しい研究者らによると、同様の制度導入は民間企業を含め、極めて珍しく、新制度の導入を決定した森内閣府特命担当大臣が他府省庁や経済界に導入を呼び掛けているようですが、今のところ追随の動きはないとのことです。
 同庁は育児への積極参加を促し、ワークライフバランス実現のモデルケースにするのが狙いとしていますが、今後広がりをみせるか注目が集まりそうです。